「ColdFusion10アプリケーションの開発」によると、
クエリーオブジェクト ( クエリー、クエリー結果、レコードセットとも呼ばれます) は
ColdFusion の複合データ型で、名前を持つ列のセットとしてデータを表現します。
これは、データベーステーブルの列のセットに似ています。
と、あります。
クエリーは、データベースにSQLの問い合わせのことを言ったりしています。
クエリーの結果をクエリーオブジェクトといいますが、
個人的には、クエリーと言っています。
データベースにSQLの問い合わせを、SQLで実行と言っています。
クエリーはデータベースと同じように使うことができるので、
データを絞り込むなど便利です。
SQLを使うのと、ほとんど変わりません。
データベースを使わなくても、同様の操作ができます。
項目名が都道府県と県庁所在地というデータがあります。
以下のデータをクエリにセットしたあと、まとめて表示。
北海道、札幌
岩手、盛岡
宮城、仙台
<cfset qry = QueryNew("tdfk,ken", "varchar,varchar")> <cfset QueryAddRow(qry)> <cfset QuerySetCell(qry, "tdfk", "北海道")> <cfset QuerySetCell(qry, "ken", "札幌")> <cfset QueryAddRow(qry)> <cfset QuerySetCell(qry, "tdfk", "岩手")> <cfset QuerySetCell(qry, "ken", "盛岡")> <cfset QueryAddRow(qry)> <cfset QuerySetCell(qry, "tdfk", "宮城")> <cfset QuerySetCell(qry, "ken", "仙台")> <cfloop query="qry"> <cfoutput>#qry.tdfk#(#qry.ken#)<br></cfoutput> </cfloop>
表示方法として、以下のように書くこともできます。
<cfloop query="qry"> <cfoutput>#qry["tdfk"][qry.currentRow]#(#qry["ken"][qry.currentRow]#)<br></cfoutput> </cfloop>
「クエリ変数名[カラム名][行番号]」という表示方法です。